こんにちはHINATAです。
今回は、お子さんの近視で悩んでいるお父さんお母さん向けの内容になっています。
息子が近視のための治療、オルソケラトロジーを約2年続けてみたからわかるメリット・デメリット、そしてみなさんが気になる費用についてまとめてみました。
オルソケラトロジーとは
オルソケラトロジーとは、眼鏡や日中のコンタクト、手術をせずに視力矯正をする治療です。
どのように治療をするかというと、就寝中に専用のハードコンタクトレンズを装着することで、角膜の形状を一定期間変形させ、日中裸眼で生活できるように視力矯正をします。
オルソケラトロジーを始めた理由
息子がオルソケラトロジーを始めた理由は3つあります。
1・近視が進むとオルソケラトロジーの治療ができなくなる
『これ以上近視が進むと治療ができなくなります。オルソケラトロジーは近視の進行を抑える効果もあるので、治療を希望するならば始めましょう』
3年生の夏に眼科の先生にそう言われました。
息子は、ゲームやタブレットを当時ほとんど使用していなかったにもかかわらず、近視がどんどん進んでいきました。
きっと私の遺伝なのですが・・・。
そもそも、オルソケラトロジーの治療ができるのは軽度・中程度の近視の方のようです。
となると、近視が進みすぎると治療をすることすらできなくなってしまうのです。
2・息子自身がメガネにコンプレックスがあった
息子が学校の視力検査で引っかかったのは小学校一年生の時でした。
検診の為眼科に行くと、病院でオルソケラトロジーという治療法があることを知り、先生に相談しましたが、
『オルソケラトロジーは高額なので、一年生の子には少し早いかもしれない』
と言われ、3年生でオルソケラトロジーを始めるまでメガネ生活でした。
いきなりメガネをかけるという事に抵抗があったようで、学校で外していることも多かったようです。
その影響からなのか、近視も進んでいました。
3・スポーツを思い切り楽しみたい
学校で野球やサッカーで遊ぶ時、運動神経があまりよくない息子はメガネに当たってしまったり、
ズレ落ちでしまうことがストレスだったようです。
プールの時はメガネができないので、見えにくいといったこともありました。
スポーツだけでなく、裸眼で日常生活を送りたいという気持ちが強かったので、オルソケラトロジーを始めることにしました。
メリット・デメリット
メリット
- 裸眼で生活できる
- 黒板が見える
- スポーツの時にわずらわしくない
- 日中は何も気にしなくていい(寝ている時だけ着用)
- 手術をしなくて良い
- 医療費控除の対象
- 近視の進行を抑える効果が期待できる
- 治療をやめれば、元の状態に戻る
デメリット
- めがねやコンタクトに比べ費用がかかる
- 子供の場合、慣れるまで親のフォローが必要
費用がかかる・・・ここが一番気になるところですよね。
このあと実際にかかった費用をまとめました。
そしてフォローですが、過保護なのかもしれませんが、高価なレンズを無くされたり割ったら大変、という気持ちから、我が家はいまだに朝晩のつけ外しは親の仕事です😂
治療後の視力 どれくらいで見えるようになった?
2020年8月に治療を始め、息子の場合効果がすぐあらわれました。
2日後位には裸眼ではっきり黒板が見えるようになり喜んでいました。
そして約2年経った今、毎日続けているおかげで
両目1.2です
一番後ろの席からも黒板がみえるそうです。
(※もちろん着用をやめると視力は元に戻ります。)
費用
オルソケラトロジーを検討している方が特に気になるのは費用ではないでしょうか?
高いのか安いのか・・・病院へ行くまで情報があまり無く、とても気になっていたのでそのお気持ちよくわかります😂
そこで、事前に病院から案内された費用と、実際かかった費用をまとめました。
病院によって価格が異なることがあると思いますので、おおよその参考までにご覧ください。
眼科から案内された費用
1年目は初期費用148,500円+ケア用品
2年目は更新費用(年間4回の検査費)33,000円+ケア用品
3年目も更新費用(年間4回の検査費)33,000円+ケア用品
4年目は更新費用(年間4回の検査費)33,000円+レンズ再作成費用81,400円+ケア用品
以降は更新1回目から3回目を繰り返します。
実際にかかった費用
1年目は初期費用148,500円+ケア用品9,240円=157,240円
2年目は更新費用33,000円+ケア用品31,020円=64,020円
まだ3年目の今年は途中なので、年末にまとめますが、実際に息子の場合のかかったケア用品の金額です。
高い?安い?普通?
私は全体を通して高いんだなーというのが正直な感想でした😂
ただし、ケア用品の内容が変わったり、ネットでお安く買えるものは切り替えたので今年はもう少しケア用品の出費が抑えられそうな気がしています。(この後、ケア用品の紹介をしますね)
それも踏まえて、毎月積立をしています。
月どれくらい貯めておけば足りる?
急遽始められることなったので、初期費用はあまり貯めていなかったところスタートだったので、貯金から捻出しましたが、今は先が見えるので、月々貯金をしています。
月6,000円〜7,000円と聞くと、ちょっと頑張って貯めてあげればできなくもないな?と思いませんか?
決して安くはないですが、他で少し節約することで、視力低下を抑えられるならと思い毎月コツコツと積み立てをしています。
ケア用品
そもそもケア用品て何を使うの?と思われると思います。
始めた頃と少し変わったものもあるので、最新版でご紹介します。
(価格は眼科で購入した価格です。)
酵素洗浄保存液コレクトケア
¥1,650
こちらは洗浄に使用します。
毎日使用します。
コレクトジェルケア
¥1,100
汚れをこすり洗いするクリーナーです。
月に一度こすり洗いします
ティアーレ
¥770
装着時に角膜とレンズの間に空気が入ることを防ぎます。
毎日使用します。
こちらの商品は市販もされているので、ポイントが貯まるときにネットでまとめて購入しています。
クリアデュー O2
¥1,100
外したレンズをケースで保存する際、ケースに水とO2を入れて保存します。
毎日使用します。
こちらもネットでまとめ買いを始めました。
まとめ
メリット・デメリット、そして費用についてまとめてみました。
息子はもうすぐ始めて丸二年。
結論、始めてよかったというのが正直な気持ちです。
近視の進行を抑える効果が期待できる、というのはかなり大きな決め手となりました。
決して安くはないかもしれませんが、今後の子供の為と思い後悔はありません。
ご家庭によってかける費用は様々だと思います。
歯科矯正があるように、今は視力矯正もあるんだということを知り、始めたことで息子のストレスが減ったことは間違いありません。
あとは、我が家が治療を継続させる為に、頑張って働くのみです😊
少しでも悩まれている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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